変形性膝関節症には注射と電気だけ!?

”変形性膝関節症には注射と電気だけ!?”と言われる方、疑問にお答えします。

医療は、研究により効果のレベルを判定します。

従って個人の見解や症例報告は意味をほぼ為しません。(例えば唐辛子をたくさん食べるとコロナに感染しなかったと誰かが言い出したなど)

日本整形外科学会は OsteoArthritis Research Society International(ORSI)のガイドラインを参考に、日本人向けに適合させたガイドラインを発行しています。

(推奨度は日本整形外科学会のものを提示します。国間に違い等により、原著論文の推奨度と変わるので注意。)

ヒアルロン注射の推奨度は87%であり、

NSAIDs(非ステロイド性鎮痛消炎薬)(いわゆる痛み止め)の推奨度は82%です。

どこの整形外科でも、注射と痛み止めがセットなのはガイドラインに従っているからです。

逆に整形外科に正しくかからず民間療法に頼った場合、ガイドラインで推奨されている方法を逃してしまう可能性があります。

医業の場を奪ってはいけません。

必ず医師の診断を受けるべきです。

変形していないように見えても、骨が壊死していることなどがあります。

しかし、病院では薬物療法と非薬物療法の併用が推奨されています。

ここが病院の弱いところです。

書面等で運動や減量の指導がされることが多いですが、まめにやる人の方が少ないです。

ほとんどは電気刺激やマッサージで永久に通い続ける負のループが完成します。

80%以上で推奨されているのは、理学療法士による助言・減量・筋力強化・関節可動域訓練・足底板・補助具の検討などです。

つまり、助言下で正しく運動や対策を行うことがとても大事です。

変形が重度になると、マシントレーニングや重錘(重り)により悪影響を受けることがあります。

ほとんどの方は大腿四頭筋の一部(内側広筋)がペタンコに痩せてしまっています。

手術(人工膝関節)は避けたいと言われる方がいますが、実は人工膝関節は重症な変形に対して極めて有効な方法として確立されています。(推奨度94%)

慰安も大事ですが、医師の診断を受けながら、減量、運動、足元の調整を見直してみましょう。

膝以外に起こる様々な異常を管理できるようになるかもしれませんよ?

コメント

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